津軽塗 デザートカップ(紋紗塗)小
商品コード:19789参考上代 (税込価格) |
13,200円 |
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最低ロット | 1 |
サイズ | 直径100mm×65mm |
材質 | 木 |
包装 | 紙箱(別途、桐箱もご用意しております) |
名入れ | 底面 |
コメント |
幾重にも塗り重ねた漆を平滑に研ぎ出し、模様を表すのが特徴の津軽塗。堅牢で実用性に富んでおり、非常に優美な外見が特徴の青森県伝統工芸品です。 津軽塗とは?津軽塗は、弘前市を中心に青森県津軽地方で生産される伝統漆器です。 津軽塗の特徴は、堅牢で実用性に富み、合わせて非常に優美な外見を持つ点です。 「研ぎ出し変わり塗り」という技法は、幾重にも塗り重ねた漆を平滑に研ぎ出して模様を表す方法です。 この繰り返しに数十回の工程、二か月以上の日数を費やすことで、複雑で美しい漆模様と頑丈でしっかりした触感が得られます。 代表的な四種類の技法(唐塗、七々子塗、錦塗、紋紗塗)があり、これらを基に作られており、津軽塗は模様であり、塗りであるということが言えます。 津軽塗は何層も塗り重ねていることから、底から発する奥行きがあり、器にへばりついた力強さがあります。 歴史江戸時代中期、弘前藩第四代藩主津軽信政(1646~1710年)の治世に成立した、というのが一般的な説となっています。 信政が招き入れた職人の中の一人、塗師の池田源兵衛は江戸の青海太郎左右衛門という職人に師事。 息子の源太郎が病死した源兵衛の遺志を継ぎ、青海太郎左右衛門の下で修業に励みます。 帰藩した源太郎は師の姓と父の名を受け継ぎ、青海源兵衛と名乗りました。 源兵衛は独自の創意を加え、津軽の地で新たな漆器を生み出し、これが津軽塗の基礎になりました。 その後、幕府や朝廷・他の大名家や公家への贈答品として、弘前藩に欠かせない重要な工芸品となりました。 明治維新後、これらの塗を総称し、津軽地方の伝統工芸品として「津軽塗」の名が生まれたとされています。 太平洋戦争の勃発により、産業としての津軽塗は一時中断しますが、伝統は失われることなく継がれていきます。 |
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