ひと味変わった珍しいノベルティで競合他社との差別化を図ろう！

ノベルティは、企業の販売促進や知名度向上のためのツールに最適です。ただし、無料で配布するからという理由で、当たり障りのないアイテムを選ぶことは避けましょう。無料で配布するアイテムであっても、受け取る側にしてみたら有料の商品と同じように企業の考えや社会への姿勢を感じるものであるからです。

また、せっかくであれば企業イメージをアップさせるアイテムを選択したいところです。今回は、他社と差をつけられる珍しいノベルティのメリットとアイテムの具体例をご紹介します。

珍しいノベルティを配布するメリットとは？

ここでは、定番ではなくあえて珍しいノベルティアイテムを配布するメリットを解説します。

遊び心がある企業というイメージを与えられる

ノベルティを珍しいアイテムにすることのメリットは、企業としての「遊び心」を打ち出せる点です。オリジナリティを出すことで競合他社との差別化を図れるでしょう。

ノベルティと聞くと、一般的にはボールペンやメモ帳といったアイテムを思い浮かべる人もいるかもしれません。便利で、人を選ばないというメリットがありますが、結果としてどの企業も同じようなアイテムを選ぶ傾向があります。そのため、せっかくノベルティを作っても多くの企業のノベルティのなかに埋没してしまい、ノベルティの効果があまり期待できない可能性があるため注意が必要です。

ノベルティでよく使われるアイテムを選ぶ場合は、ノベルティのデザインや機能で差をつける必要があるでしょう。

一方で、ノベルティとして珍しいアイテムを選べば、それだけで企業名を覚えてもらえる可能性が高くなります。ノベルティを選ぶ際には、他社が配布していない珍しいアイテムを選択することも考えてみましょう。

SNSでの拡散が期待できる

ノベルティに珍しいアイテムを選ぶことで、思わぬうれしい効果が期待できます。それは、SNSでの拡散です。

年代を問わず、多くの人がSNSのアカウントを持っていることからも分かるように、日々の出来事や話題を手軽に情報共有することは、いまやスタンダードです。そんな現代では、珍しいノベルティを手に入れた場合、SNSに投稿することが考えられます。

SNSの場合、他者が発信した情報であってもその情報を受け取った側が「おもしろい」と感じるとフォロワーに情報をシェアする可能性が高いため、ノベルティを受け取った人に限らず、不特定多数の人に企業やブランドを知ってもらえる機会をつくり出すことが可能です。

ノベルティは、企業やブランドの周知、商品の販売促進が大きな目的です。通常であればノベルティを受け取った人のみが訴求対象となりますが、SNSに情報が上がるだけでノベルティを受け取っていない人にも訴求できる可能性があります。

これはSNSならではの特徴と言えますが、ノベルティに珍しいアイテムを選ぶことで、SNSの広告効果を活用することにも繋がるのです。

珍しいノベルティ制作で押さえておきたいポイント

珍しいノベルティといっても、どんなものを選べば良いのでしょうか。ここでは、珍しいノベルティを選ぶ際のポイントを解説します。

実用性が高いアイテムにこだわらない

どのようなノベルティにするかを考える際に一番大切なのは「実用性」です。ノベルティはより多くの人に使用頻度を高めてもらうことで社名をアピールし、商品を覚えてもらうことが目的です。そのため、使用頻度を高める必要があります。優秀なノベルティを作るのであれば、セオリーにおいても実用性が非常に大切です。

ただし、ノベルティに珍しいアイテムを選ぶ場合は、実用性を重視しすぎないほうが良いでしょう。目指すのは「珍しさ」のため、実用性という視点だけで考えてしまうと実現が難しいからです。

逆に、「これはいつ使うのか？」といった内容や、もらっても使えないかもしれない「おもしろさ」をピックアップしてみると良いでしょう。

最終的には、ある程度実用性を考える必要がありますが、まずは受け取る側に立ち、受け取った時の衝撃や「想定外」を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。自社の強みを生かしたおもしろいアイデアが浮かぶ可能性が高くなります。

インパクトを重視してアイテムを選択する

実用性を考えないという斬新な方法だけでなく、インパクトを重視することで珍しいノベルティと思ってもらうことも可能です。

この場合のインパクトとは、もらった側が「なんだこれ！」と感じたり、「こんなノベルティ初めて！」と思ってもらえたりするかどうかがポイントです。実用性をふまえた上でデザインやコンセプトを工夫すると、インパクトを与えることができるでしょう。

「こう見えて実はボールペン」というものや、「いつか使う日のために」といったノベルティらしからぬ意外性があると、受け取った側は誰かに自慢したくなるものです。そうしたインパクトを与えることで印象に残り、手元に置いてもらえる可能性が高くなるでしょう。

デザインやコンセプトだけでなく、素材を珍しいものにしたり、ちょっと変わった機能を採用したりすることで、インパクトのある珍しいノベルティになるはずです。

珍しいと感じてもらいやすいノベルティ例

ここでは、珍しいノベルティを選ぶ際のポイントをふまえた上で、どんなアイテムがあるのか、具体例を挙げてご紹介します。

大きなインパクトを与えやすいゴールドのアイテム

無料で配布されるノベルティなのに、ゴールドを使うことでインパクトを与えることができます。例えば、金塊をイメージしたボックステッシュといった、遊び心を感じるアイテムがおすすめです。配布の際に積み上げておけば、「あれは何！？」と注目されるほか、その様子を撮影してSNSに投稿する可能性もあります。

また、純金を使った名刺など、あえてお金をかけることでイメージアップを図ることも可能です。ノベルティにお金をかけるだけの利益を出している印象を与えるだけでなく、無料のノベルティにもしっかりと向き合う姿勢は、企業イメージの向上に繋がります。

ボールペンやタンブラーといったアイテムでも、ゴールドを使うことで珍しいノベルティになり得るでしょう。

一見しただけでは用途が分からないアイテム

珍しいと感じてもらいやすいノベルティのひとつに、一見しただけでは用途が分からない「おもしろアイテム」を採用するのも良いでしょう。例えば、見た目は板ガムでも実際は付箋として使えるものや、リストバンドに見えるUSBメモリなどがあります。また、デザイン性の高い消しゴムや、折りたたみ式になっている靴ベラなどもおすすめです。

使う人のことを考えた実用性を確保しつつも、「これ実は……」という意外性を持たせることで、珍しいノベルティとして自慢できるアイテムになります。

ストレスを手軽に解消できるアイテム

ペンやメモ帳といった実用性に長けたアイテムではなく、ストレスを感じた時に使えるノベルティも、おもしろく思ってもらえる傾向があります。

例えば、反発素材でできているストレスリリーサーなどがおすすめです。手のひら握ったり、指でつまんだりすることでストレスを解消（リリース）できる優れもので、小さいサイズであればデスク周りに置くことができます。

一見するともらっても意味がなさそうですが、ストレスリリーサーはクセになる使い心地が特徴です。ストレスが多い現代だからこそ、ノベルティを使って癒しを感じてもらえるでしょう。

ほかにも、男性を配布対象とする場合は「オリジナルチョロQ」もおすすめです。バスやトラック、飛行機やSLなど、目にして触れるだけで童心に帰ることができる癒しグッズになるはずです。

まとめ

本来であれば実用性が重要となるノベルティですが、珍しさを武器にオリジナリティを出すことで、競合他社と差別化を図ることができます。遊び心のあるノベルティは話のネタになるほか、愛着を持ってもらうことで手元に置いてもらうことが増え、結果として長期間のPRが可能になるでしょう。

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